映画「おくりびと」原作者の青木新門先生の法話をお聞きしました

平成28年9月11日の日曜日に、青木新門先生の講演会が我が家のお手次寺で行われるとのことで、拝聴しに出かけました。

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お手次寺での青木新門先生の講演会は午前10時00分からだということでしたが、予定よりもだいぶ早く到着してしばらくお寺の周りを散策したりして過ごしました。

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午前10時00分から「正信偈」などのお務めを行った後、青木新門先生の講演会。青木新門先生は、第81回アカデミー賞外国語映画賞および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した映画「おくりびと」のストーリーの元となった「納棺夫日記」の作者です。

お話の内容は映画「おくりびと」の制作裏話のようなワイドショーのようなお話などではなく、映画「おくりびと」の原作としてクレジットされることを拒まれたお話をお聞きすることで、 親鸞聖人の教えをいただくことができました。そして、納棺夫というお仕事の経験から、命の大切さを身体で感じそのバトンをきちんと次世代につないで行くためには、息を引き取る瞬間の素晴らしいお顔になるところをよく看ることが大切だとお話されました。

人は必ず死ぬのだから
いのちのバトンタッチがあるのです

死に臨んで先に往く人が
「ありがとう」と云えば
残る人が
「ありがとう」と応える
そんなバトンタッチがあるのです

死から目をそむけている人は
見そこなうかもしれませんが
目と目で交わす一瞬の
いのちのバトンタッチがあるのです

東本願寺伝道ブックス59より

青木先生は人がお浄土に旅立たれる方を数多くご覧になったことを通して感じてこられたであろう実に貴い教えを私たちにも問いかけていただけて、いろいろと考えさせられる2時間弱の講演会でした。

その後お寺で御斎をいただいた後、午後からはおつとめをした後、住職からの法話。

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南無阿弥陀仏の意味、手を合わせることの意味(キレイな右手と不浄な左手を合わせて清濁双方あるすべての私を受け入れますという解釈のようだ)や親鸞聖人のご著書である「教行信証」の核となる部分の解説をしていただけました。

ご住職は門徒に問いかけをしながら法話を進めてくださるので、難しい話でもかみ砕いて分かりやすく教えていただけるのが大変に「ありがたい」。ここでの「ありがたい」とは、古語の「ありがたし」の意味である「滅多にない」という意味も含めています。友人などいろいろな人から話を聞くに、ここまで真剣に仏法を説かれるご住職もあまり多くないようで、常々大変なご縁であると感じている次第です。

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もちろんここで書いた内容が講演会や法話の全てではありません。夏が終わり秋が本格的にスタートするこの季節に、仏さまの教えをいただくことができて、有意義なひと時を過ごすことができました。

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お寺近くの田んぼにまもなく実るであろう稲の美しさに胸を打たれながら、帰路へと付きました。

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