スペイン文化とその近代化: 経済資産 (2日目) @ 南山大学

今日は、「スペイン文化と近代性: 経済資産」と題したフォーラムに行ってきました。

万博というのは、単に万博会場で展示や体験をするだけでなく、会場外で展覧会を開催したりやシンポジウムや学会などを行ったりと、関連事業も行われます。それはこのスペイン館サイトを読んでいただいても分かっていただけるのではないかと思います。

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今回は、スペインを研究している一線の専門家が日本とスペインから集い、学問的に関心の高いテーマについての議論を行うフォーラムが南山大学のDB1教室にて、9月12日から13日の2日間にわたって行われました。

スペイン文化と近代性

ぼくはもろもろのスケジュールの都合もあって、9月13日のみに参加しました。

ここで、9月12日と13日を含めたタイムスケジュールを紹介しておきます。

 

[9月12日]
時間 内容
9.00-9.30 プログラム紹介
スペインパビリオン政府代表
木下登(南山大学教授)
ホルヘ・ウルーティア(セルバンテス協会アカデミックディレクター)
9.30-10.20 スペイン語及びヒスパニック文化の擁護
セサール・アントニオ・モリーナ(セルバンテス協会会長)
ビセンテ・ベルドゥー(作家、El Pais 新聞)
10.20-11.10 スペイン語の経済的重要性
アントニオ・ロチェ(編集者)
マヌエル・ルセナ・ヒラルド (スペイン科学調査最高評議会 正研究員 ABC紙 別冊カルチャー版レギュラーコラボレーター)
戸門一衛 教授(神田外語大学)
11.10-11.40 休憩
11.40-12.30 現代のスペインの小説、詩、演劇
イグナシオ・ アメストイ(劇文学国内賞受賞)
ファニー・ルビオ(小説家・詩人)
ホルヘ・ウルーティア(セルバンテス協会アカデミックディレクター)
12.30-13.20 ドン・キホーテ前篇出版400周年
マヌエル・フェルナンデス・ニエト(マドリードコンプルテンセ大学)
ブランカ・ベラサテギ(El Mundo新聞文化付録雑誌ディレクター)
荻内勝之(東京経済大学教授)

 

12日は、「スペイン語の経済的重要性」についてのお話を聞きたかったのですが、参加できなくて残念…。

 

[9月13日]
時間 内容
9.00-9.50 スペイン語教育とその新しい教授法
フアン・ペドロ・デ・バステレチェア(セルバンテス協会)
ホセ・アントニオ・ミリャン(作家、ニューテクノロジースペシャリスト)
堀田英夫(愛知県立大学教授)
9.50-10.40 スペインの政治的機構的発展
アントニオ・ロドリゲス・デ・ラス・エラス(マドリードカルロス3世大学)
フアン・ホセ・テリェス(セビリア新聞)
10.40-11.10 休憩
11.10-12.00 ホセ・オルテガ・イ・ガセットの作品とスペイン思想
フランシスコ・ホセ・マルティン(イタリア・シエナ大学)
マヌエル・カルデロン(La Razon新聞文化付録雑誌ディレクター)
12.00-12.50 現在のスペイン文化、経済的価値
ホルヘ・ウルーティア(セルバンテス協会アカデミックディレクター)
リャーセル・モイス(La Vanguardia新聞)
13.00-15.00 昼食
15.00-15.50 日本におけるヒスパニック研究の諸問題
木下登(南山大学教授)
福嶌教隆(神戸市立外国語大学教授)
15.50-16.20 閉会式
19.30 閉会コンサート
アマンシオ・プラダ
20.40 閉会カクテルパーティー

今回ぼくが楽しみにしていたのは、もちろん発表内容(特に「スペインの政治的機構的発展」)もそうなのですが、それ以上に、スペインに関するプロフェッショナルの方たちと一緒の時間を過ごすことができた点です。休憩時間や閉会カクテルパーティーの際には、プレゼンテーションの疑問点について専門の先生にぶつけてみたり、スペイン語を初めて勉強し始めた時のきっかけになった神戸市外国語大学の福嶌教隆先生とはじめてお会いしたり(先生の本にサインまでいただきました「スペイン語の贈り物」)、スペイン・パビリオンの館長さんともいろいろとお話をしました。

夜に行われたガリシア地方出身のアマンシオ・プラダのコンサートは素晴らしかったです。贅沢です。スペインを代表する詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカとサン・フアン・デ・ラ・クルスの作品を歌うイベントでした。スペイン語が聞き取れなかったので何を歌っているのかは分かりませんでしたが、甘いボーカルとギターの音色にうっとりでした。

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「交流の輪」の広がった、意義深いフォーラムでした。

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