スペイン・ナショナルデー

スペイン・ナショナルデー

スペインのナショナルデーが7月25日にEXPOドームで開かれました。

夜の愛知万博スペイン館

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舞台には、スペイン館の外観を飾る陶器製のブロックと、外壁の柄を模した幕を設置。数ある出展国の中でも、芸術性で際立つパビリオンを印象づけました。

公式式典では、ミゲル・アンヘル・モラティノス・クジャウベ外務・経済協力相が「皆さま、こんにちは」と日本語で第一声、高野博師環境副大臣がスペイン語でスピーチし、友好ムードで始まりました。

モラティノス外相は、「万博は出会いの最善の機会であり、相互の発見の場です」とあいさつ。当初から開催の場として愛知県を支援していたこと、愛・地球博へ3番目に出展の意思を確認したこと、などを話しました。また、2008年にスペインで開催される「サラゴサ万博」への意気込みとPRも付け加えました。

イベントは、マドリード自治州合唱団の美しい歌声、童謡「さくら」を歌いました。フレンドシップ事業パートナーの愛知県清須市 (2005/07/07に、近隣の西枇杷島町と新川町と合併)から駆けつけた清州小学校の児童53人は元気なブラスバンド演奏を行いました。

スペイン・ナショナル・ウィークの催事

スペイン・ナショナル・ウィークは、名古屋市営地下鉄の駅をはじめとして、多くの場所でPRされていました。

スペイン・ナショナルウィークの告知 @ 名古屋市営地下鉄名古屋駅掲示板

ポスターのデザインは、スペインの伝統的建築工法「セロシア(格子窓)」で作られたスペイン・パビリオンの六角形と赤・白・黄色・黒を使ったカラフルなポスターで、人目につきやすいものでした。スペイン・パビリオンの熱の入れようはただものではないといった感じでしょうか。

スペイン・ナショナル・ウィークのポスター

上のポスターの画像を見ても分かるように、「SPANISH HOT SUMMER」と銘打って行われたスペイン・ナショナル・ウィークは、万博会場だけでなく、東京や大阪などでも実施。多くのコンサートや美術展などの催事が行われました。

ここで万博会場で行われた催事について、代表的なものを紹介しておきたいと思います。

パコ・デ・ルシアについて (7/25にEXPOドームにて公演 ほか)

ジャズやサルサを取り入れ、フラメンコの革新に貢献した人物、コンサートでは最新アルバム「コシータス・ブエナス」の楽曲を中心とした演目を披露。

カムット・バンドについて (スペイン・ウィークにスペイン・パビリオンにて公演)

アフリカ打楽器とタップダンス、ボイスと砂上ダンスが織り交ざったパフォーマンス。様々なリズムが混じりあうことにより鮮烈で驚きに満ちた雰囲気を作り上げ、観客をすっぽり包み込む独特なステージ。

ペップ・ボウについて (7月24日にEXPOドームにて公演)

スペインを代表するパントマイム役者。建築家であり技術者である彼の素養と造形・視覚芸術に対する飽くなき情熱は、シャボン玉のように儚くてすぐに消えてしまうような形や空間に対し、明確で強い繊細さを与えている。

シャボン玉ショーの様子@EXPO DOME in NAGAKUTE

マドリード自治州合唱団コーラスについて

スペインの「サルスエラ (オペレッタ形式の伝統舞台芸能)」の作品の中から選び抜かれたレパートリーを上演。

飯島千晶について (7/25に愛知県館にて公演)

1996年に日本フラメンコ協会新人公演にて特別「努力賞」受賞。2004 年にはヨルダン王国・ヌール・ナッセル・シラフ妃殿下ご臨席・ヨルダン大使館主催晩餐会にてフラメンコショーに参加する等、フラメンコダンサーとして活躍。

小松原庸子スペイン舞踊団について (7/30にEXPOドームにて公演 ほか)

1969年舞踊団創立以来、国内外で公演を行い日本におけるスペイン舞踊の発展に力を注いでいる。日本全国公演、文化庁芸術活動推進事業のアジア、アメリカ、ヨーロッパ公演等、精力的に活動を続け、舞踊団創立35 周年を迎えた2004年には今日までの文化芸術の功労が認められ、旭日小綬賞を受賞している。

ハビエル・ルイバルについて (スペイン・ウィークにスペイン・パビリオンにて公演)

1978年デビュー。フラメンコをベースにジャズからロックまでグラナダ、イスタンブール、カリブなどあらゆる地方の様々な音楽を融合させ、新たなオリジナルの音楽を作り出す。

ラ・マラ・ロドリゲスについて (7月27日にEXPOドームにて公演)

マラ・ロドリゲスによるヒップホップ調のフラメンコは現在、ありとあらゆるマスコミやメディアで好評を博している。マルランゴについてボーカル、レオノール・ワトリングは将来を有望される実力派女優であり、今ハリウッドに最も近いスペイン女優と言われ、日本でも着実に知名度と人気が高まっている。ジャズテイストの曲調とアンニュイな雰囲気のレオノ-ルの歌唱が大人の心を癒す。

ラ・オレハ・デ・バン・ゴッホについて (7月28日にEXPOドームにて公演)

世界中で400万枚のアルバムを売り上げた、今最も熱い国際的なスペインバンド。デビュー以来、オンダ(1998- 2003)、プレミオ・デ・ラ・ムジカ(1999 -2003)、アミーゴ・プライズ(1999)、インターナショナルMTV プライズ・ベスト・スペインアーティスト賞(2001)等数々の賞を受賞している。

 

また、万博とは直接関係ありませんが、スペインの人気サッカークラブチームが続々来日したのも偶然にもこの頃。7月25日のスペイン・ナショナル・デーには、銀河系軍団と言われる「レアル・マドリード」と日本を代表するサッカークラブチーム「東京ヴェルディ1969」が「味の素スタジアム」で対戦しました。結果は、「東京ヴェルディ1969」が「レアル・マドリー」を3-0で下しました。今年で3年目をむかえる、レアル・マドリードの夏のワールド・ツアですが、チーム作りが腰を据えてじっくりできる期間であるにもかかわらず、こんな強行日程の中で試合をするのは選手としてもかなり疲労のたまる話だろうし、必ずしもよいこととは言えないのかもしれません。これなら、チーム作りをヨーロッパできちんとして、今年から始まる世界クラブチーム選手権に毎年出場してもらって来日してもらう(これから毎年日本で行われるか否かは分かりませんが…)方が、サッカーファンの僕としても、そちらの方が嬉しいです。

このスペイン・ウィーク期間は、残念ながら所用で万博会場に足を運ぶことができなくて残念でしたが、スペインという国を知ってもらおう、楽しんでもらおうという、SEEIの意気込みが外からでも感じられる、そんなウィークだったのではないかと思います。

関係者の皆さん、お疲れ様でした。

外壁の陶器製ブロックのオークション

スペイン・パビリオンといえば、外壁の「セロシア(格子窓)」です。セロシアのカラフルな模様は、パビリオンの外壁だけでなく、女性アテンダントのユニフォームや男性アテンダントが左胸に付けているピンバッチなど、スペイン・パビリオンを象徴するものとなっています。

グローバルループから眺めたスペインパビリオン

この六角形のセロシアの陶器製ブロックが、現在世界約70 カ国で緊急医療人道援助プログラムを展開している、国境なき医師団日本にプレゼントされるとのプレスリリースが7月26日にありました。スペイン・パビリオンから寄贈される168個の陶器製ブロックは、9月10日(土)に東京で、シンワアートオークションによりチャリティーオークションに出品されます。落札金額は、国境なき医師団日本の活動資金として、全額寄付されることになっています。

<JEWELRY & WATCH  近代美術 PartIIオークション>

日 時:2005年9月10日(土)14:00 –
会 場:シンワアートミュージアム (東京都中央区銀座7-4-12ぎょうせいビル 1F)
対象品:愛知万博スペイン・パビリオン外壁の陶器製ブロック  1セット (オレンジ48個・赤24個・暗赤48個・ベージュ48個 計168個)

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ほしいけど、落札価格は高くなりそうなので、これはさすがに参加はムリです。

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