「スペインをもっと知ろう」清洲町国際交流協会 交流のつどい

一市町村一国フレンドシップ事業で交流するスペインを紹介するイベント「スペインをもっと知ろう」として、平成17年(西暦2005年)1月30日に清洲町総合福祉センターにおいて清洲町国際交流協会主催で「交流のつどい」が開催されました。清洲町の担当者(企画課の方)のお話を聞くと、清洲町内外で200名ほどの参加があったそうです。ぼくも町外の人間ですし、万博のいわゆる「グローバル・コモン(外国館)」をメールマガジンで特集している作者の人が来たり、地元の子供たちなど、参加者も老若男女いろいろな顔ぶれがいたようでした。

清洲町国際交流協会が主催する「交流のつどい」は、定期的に行われており、毎回国を変えていきながら実施しているそうで、今年は平成17年(2005年)3月25日より開催される「愛・地球博」の愛知県の事業である「一市町村一国フレンドシップ事業」でスペインと交流するということで、今年度の国は「スペイン」ということになったそうです。過去にはモンゴルやマレーシアなどの国々を取り上げたことがあるそうです。

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「交流のつどい」は午後1時30分から始まる予定でしたが、ぼくが到着したのが始まる45分ぐらい前でした。会場に到着した後に受付を済ませましたが、まだ会場設営を行っていたため、ロビーで待っていました。ロビーには、万博の公式テーマソングであるYOSHIKI作曲の「I’LL BE YOUR LOVE」も流れていました。何度聞いても透明感のあるDAHLIAさんのボーカルは素晴らしいですし、メロディラインもYOSHIKIさんらしいきれいなラインです。

会場設営が終わった午後1時00分過ぎにようやく入場。机にはパエーリャやトルティーリャ・エスパニョーラなどが並んだ紙皿があり、正面にはフラメンコのプンタ(足で床を叩いたりするステップのこと)の音が鳴るように板が備えられるなど、準備が進められている様子を拝見しました。

午後1時30分頃、「交流のつどい」が始まりました。プログラムでは最初は清洲町長のご挨拶からでした。

スペイン館副館長ご挨拶

その後、万博に出展するスペイン・パビリオンの副館長で、ぼくとも親しいハビエル・エチェベステさんが急遽挨拶へ。「下手な日本語ですが…。」といつもの枕詞から挨拶を始められていましたがトンデモナイです。すごくお上手です。他人への思いやりがあってユーモアのセンスが抜群で、ジェントルマンです。

プログラムは進行していきます。スペイン旅行を体験した人の体験談を話すコーナーでした。やや緊張気味な感じでしたけれど、スライドとナレーションで、スペインの素晴らしさが伝わってくる、そんな体験談でした。ぼくもいつか、自分の撮ってきたスペインの風景や自分で作ったスーパーなんかも入れて、そこに自分で作った音楽とナレーションを入れた映像作品を作ろうと思っているのですが(何年先のことになるのかは分かりませんが…)、そんなことを頭の中で思い浮かべながら聞いていました。

続いては、語学クイズ大会です。清洲町では、いくつかの語学講座を開いています。このコーナーは、その語学講座のPRを含めた「語学クイズ」で「つどい」を盛り上がりました。

英語のクラスでは「借り物競争」と「ことわざクイズ」を行いました。「借り物競争」は、「借り物」が英単語で書かれていて(例えば、「ペン」であれば「Pen」と書かれている)、それを持っている人を探してゴールをするというゲームで、ぼくも参加しました。参加賞としてお菓子の詰め合わせのセットをもらいましたが、この歳になって駄菓子はあまり食べないなぁということで、近くの子どもにあげました。「知らない人」からものをもらってはいけないと教えられている子どもでも、こういうところでは違います。あげる側としても気兼ねなくあげられるし、子どもも遠慮はするけれどもらってしまうという構図が成り立っていて、和気藹々とした雰囲気の中で進行していきました。「ことわざクイズ」は、英語で書かれた「ことわざ」が日本語では何と言うかというクイズでした。「百聞は一見にしかず=Seeing is believing.」のような感じです。

中国語のクラスは、中国語の単語の書かれたフリップを出題者(中国語講座の受講者)が掲げ、日本語ではどのような意味なのかを当てるクイズでした。例えば、「火車(中国語)」と書かれたフリップをあげて、答えは「汽車(日本語)」と答えさせるようなものです。日本語にもある綴り字でも中国語になると違う意味になるといったものや、日本語でこのように書くものを中国語ではこのような漢字を当てているんだ、といった知的興奮をたくさん味わいました。

英語と中国語が終わるといよいよスペイン語です。スペイン語は、挨拶や時刻の言い方などを学習した後、みんなで声を出して練習します。大人だけの場合と違って子どもがいるので、子どもが大きな声で発音練習をしています。前の「スペイン講演会」の時以上の盛り上がりでした。子どもの力ってすごいです。主催しているのも司会しているのも大人で、子どもを盛り上げる大人たちも素晴らしいと思いますが、子どもの元気さにはたまげたものです。ぼくも負けられません。

スペインクイズの様子

ということで続いて行われたのが「スペインクイズ」。ぼくとしてはワザと間違える以外で決して間違えられないクイズです(笑)。そんなにムキになってやるようなクイズでもないんですがね。即席でいくつかのチームに分かれて行われるチーム対抗戦です。上の写真を見てもらって分かるように、違う色のカードを持っていますが、持たされたカードの色によってチームが異なります。最初の方はチーム内での相談は可でした。ぼくは誰にも相談しなくても分かっちゃう問題ばかりでしたが、ぼくの出したカード(「Sí」と「No」というカードを持たされて該当するカードをあげる。いわゆる「マルペケクイズ」です)を見てあげる人は結構いたかな?頼りにされているようでちょこっと嬉しかったです。途中でハビエルさんも間違えるし(スペインにある世界遺産の数のクイズ)、時差の問題などで大きく人数を減らすクイズも散りばめられていました。結果としてぼくは最後まで生き残り、ぼくのチームが優勝しました。記念に、万博キャラクターのモリゾーとキッコロのついたクリアファイルをもらいました。

料理部会の方たちが作ってくれた「スペイン料理」に舌鼓を打つ時間もありました。パエーリャのお米の粘り気は、どうやら現地のお米より日本米の方がうまく出るんだということをテレビでやっていたのを見たことがあります。手作りで、200名近い人たちの参加者のために心を込めて作ってくれた料理でした。美味しかった!!

続いてはフラメンコの披露。踊りは華やかでキレイでした。ブラボー!!!

最後に行われたのが、参加者全員でフラメンコを体験するコーナーでした。ぼくはフラメンコはリズムの難しい音楽ジャンルの1つだと思います。あの難しいリズムでどうやって踊るのか?と思っていました。どうやらステップの体験ということでしたが、それでもなかなか難しいと思います。音楽に関しては多少の自信がありますが、ダンスとなると運動神経のあまりないぼくとしては苦しいところ。町のフラメンコ教室に通っているお姉さんに教えてもらいながら四苦八苦しながらコツをつかんでいきました。

フラメンコ体験

最後は、フラメンコ体験コーナーで学んだステップを代表者が披露。会場内に何人かは、「つどい」の事前に行われた「フラメンコ講習」で習ったという方がいらっしゃいましたが、それもすべて市民の方。このようにして一つの「つどい」のために町民の力と行政の力を結集して一つになって成功のために努力していく姿というのは、本来の「まちづくり」の姿なのかなぁと思いました。フラメンコ体験のコーナーは、そのようなことを感じました。

宴もたけなわではこざいますが、「交流のつどい」はここでお開き。本当に盛り上がって終わりました。町民の力大爆発で終わった「交流のつどい」でした。

「今日はとても楽しかった。もっとスペインのことを知りたくなったし、行ってみたくなった。スペインパビリオンには必ず行きたい。」

という声がいくつも聞かれたようです。

そして、ぼくは地元テレビ局の記者から取材を受けました。要旨はこんなところでしょう。


今日の「交流のつどい」はどうでしたか?

すごく盛り上がったと思います。盛り上げるために町民の方がものすごく頑張ったのではないかと思います。単に万博の取り組みだというだけではなく、新しい「まちづくり」の姿を見た気がします。

このイベントに参加してみて、スペインとの距離は縮まったとお感じですか?

このように体を動かしてその国の文化だとかを体験できるというのはいい機会だと思います。今回のイベントは素晴らしいものでしたが、このテンションを今後も生かせるような努力をしていかなければならないと思います。

万博を通しての国際交流というのは期待できますか?

できるかどうかはこういった一般市民を中心とした人たちがどれだけ動けるかによると思います。万博はそのきっかっけ作りだという認識です。


記者の人とはこんなやり取りをさせていただきました

「交流のつどい」の終了後は、ハビエルさんや万博のアテンダントを務める予定の女性の方と清洲町総合福祉センターが施錠されるまで、そして施錠されてからも駐車場で万博の話だけでなくスペインという国と知り合ったきっかけ話や万博後の将来の夢について語り合いました。

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先日の「スペイン講演会」よりも盛り上がったのではないかと思います。万博開幕まであと少し。ここからが大変になってくると思います。こうした町民パワーをスペイン・パビリオンにどのように反映していくか、それを期待したいです。

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